NAKAZAWA製品の歴史

フレッシュクリームの歴史はNAKAZAWAの歴史

NAKAZAWAの社業発展の基礎となった「フレッシュクリーム」は、まずは高品質でおいしい原料供給先を探すことに始まりました。自然豊かな北海道の原乳は今でもNAKAZAWAのクリームを生み出す原点です。合わせて、クリーム製造に最適な設備と長年にわたり継承されてきた高い技術力をもって、確固たる地位を他社に先駆けて築き上げてきました。
当時はまだバタークリームをつかったケーキが主流でしたが、次第により軽い口当たりのショートケーキなどが台頭するようになり、その時代の変化を追いかけるように杉並工場が稼働、洋菓子業界へのフレッシュクリームの供給体制を確立させました。
近年になり、ヘルシー志向が進むにつれて軽い口当たりのクリームが求められるようになると、NAKAZAWAも低脂肪クリームの開発に力を入れ、低脂肪ながらきれいにホイップでき、お菓子にもお料理にも軽やかで使いやすい「フレッシュクリーム38%」が生まれました(1987年発売)。今ではNAKAZAWAのスタンダードクリームである「フレッシュクリーム45%」と肩を並べるほど広範囲で使われるようになりました。
さらに1988年のCI(コーポレート・アイデンティティ)導入を記念して、NAKAZAWAの数々のクリームラインナップの最上位を飾る「スーパーフレッシュクリーム」を開発・発売しました。
このクリームは北海道・道東阿寒エリアに原乳の産地を限定し、牧草地での放牧によって得られる野趣あふれる原乳とNAKAZAWA独自の製法で濃厚かつ豊かな風味を持ったスペシャルなクリームです。この地域は”日本のノルマンディー”と称されるほど、道内では有数の酪農地帯であり、一帯の冷涼多湿な気候は酪農に大変適した環境となっています。
このように、NAKAZAWAのフレッシュクリームラインナップは時代を経てますます充実し、現在は十数種にも及び、日本でもトップクラスの品揃えを誇っております。